茶壺のふるさと「宜興」の街
宜興は古くから陶器を生産してきた歴史のある街で、中国江蘇省に位置し上海から蘇州・無錫をこえたところにあります。
茶器だけでなく大がめづくりもさかんです。街には陶器がそこらじゅうでみられます。
宜興は良い土が取れることで栄えてきた街で、朱泥・紫泥・白泥・黄泥・烏泥(黒)がとれるため古くから陶器を作るのに適した土地であったようです。
宜興の街
宜興茶壺はこれらの土、陶泥と砂を混ぜた陶土でつくられます。
土の色により微妙に茶壺の色に違いが出ます。その土は焼き上げると微細な穴ができ、熱が伝わりにくいため、お茶が冷めずに茶葉を変質させず茶の味を引き立て、香りを保つことが出来ます。
だから宜興製の茶壺で淹れた烏龍茶がおいしいのですね。
いたるところで陶器が売られている
宜興には窯がいくつもあって煙突からいつも煙が出ています。
街の高台からの眺めでは街全体が陶器の工場のような、そんな印象を受けるほどです。
昔からの伝統ある茶壺つくりは、宜興にとって非常に大事な財産です。宜興の茶壺は使い込めば使い込むほど味が出てきます。
中国では養壺(ヤンフー)といい、茶壺に使い終わった茶葉を貼り付けたりして、茶壺の趣をだすほどです。
洗剤は使用せずに熱湯で洗浄し自然乾燥をさせた後、布などで磨けばより美しい艶がでてきます。
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2002年4月レポート
何本もある煙突
ジャンボ茶壺。飾り様
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