2008年産の文山包種茶
とあるレストランのために仕入れましたが、事情により行き場を失ってしまったお茶です。
老茶を好んでいるお客様もおられますので、寝かして【老茶】になってから販売しようと思っていました。
それからすでに16年が経ちますが、ひさ〜しぶりに淹れてみたところ、
さほど老茶のようなヴィンテージ感はなく(ある意味で、困ったなぁ〜)
意外にも意外、清香系の爽やかな味わいが楽しめました。
飲んだ後には、ほんのりと甘みも感じられると思います。
老茶を楽しみにされている方にとっては期待外れかもしれませんが、
文山包種茶が16年の歳月を経て、どんな感じになるか興味がある方は
ぜひ試してみてくださいね。
収穫期:2008年
産地:坪林
包装:チャック付きアルミパック(脱酸素剤
ナシ)50g
配送:クロネコゆうパケット 不可(カサが大きいため通常宅配便での配送となります)
★業務用300gパックお徳用もあります(更に寝かしたい方におススメ)。
2005年冬、條型包種茶部門で「冠軍奨(チャンピオン)」を受賞
このお茶はこちらの坪林の茶農家さんから直接買い付けています。
きっちり品質管理された香り高いおいしいお茶を安心して楽しんでください。
>>>文山包種茶の茶農家さんを見学
文山包種茶の名前の由来とは?
文山とは地名のことで、その昔茶農家さんは包種茶のことを台湾語で【種仔(ジェンアー)】と呼んでいました。
お茶屋さんは正方形の半紙でお茶を包み、一両、二両、四両などの単位でお茶を販売していました。
紙で【種仔】を包むことから【包種茶】と呼ばれるようになりました。
また、清茶とも呼ばれています。
文山包種茶の入れ方、淹れ方、飲み方
●2〜3人前を淹れる場合
文山包種茶は、茶葉が條状;(棒状)ですぐにお茶の香りや味が出ます、洗茶はせずに磁器製の蓋碗で入れることをおススメいたします。繊細な香りや味わいをダイレクトに感じることができます。
先に茶器を温めておきます(洗茶は必要ありません)。
茶葉を約5g〜 蓋碗に入れます。
お湯を注ぎます。
※緑茶に近い烏龍茶ですが、温度を低めにすると香りが立ちにくいので、お湯はアツアツがおススメです。
約1分待ってから、茶杯にダイレクトに注ぐか、茶海(ピッチャー)に注ぎ入れて茶杯に移します。
聞香杯で香りを楽しんでも、茶杯に残った香を楽しんでも、または、蓋碗の蓋の香を楽しむのもいいですね。
★ポイント
お湯はアツアツで注ぐことです。
茶器も温めておきましょう。
ひとり用として蓋碗で飲む場合
蓋碗を温めてから茶葉を入れます。
小さめの蓋碗は約2g、大きめの蓋碗は約3g
お好みで茶葉の量は調節してください、3g でも蒸らし時間が長いと濃く出ます。
アツアツのお湯を注いで蓋をします。
約1分待ってから、蓋碗の蓋の裏で香を楽しんだ後、蓋碗のお皿を持って蓋をずらしながらお茶をすすって飲みます。
※蓋碗を使わずに茶漉し付きのマグカップでもいいですね。お好きな淹れ方でお楽しみください。
【YouTube】誰でも簡単!中国茶のおいしい入れ方【烏龍茶/文山包種茶編】