タイ紅茶 美斯樂(メーサロン) 蜜香紅茶 50g

LT-0002

1,296円(税込)




タイ北部の美しい村【美斯樂(メーサロン)】有機茶園の紅茶


海抜約1000メートルの澄みきった青空の下で茶園が目の前に広がります。
タイ最北端近くの山間にある村【美斯樂(メーサロン)Mae Salong】の蜜香紅茶はそんな豊かな自然に育まれた環境で摘まれました。

龍眼のような果実の味わいと甘い香りを感じられるタイの紅茶

茶葉自体の香りがとてもハッキリとしていてインパクトがあります。お湯を注ぐと湯気から一気に出る香りに包まれそうになりそうです。お茶の品種は金萱です。

美しい紅色の水色に龍眼のような味わいに甘い香りを感じられます。さらに飲んだ後から龍眼のような甘い味わいが口の中にずっと残るような感覚です。

美斯樂(メーサロン)っていったいどこにあるの、どんなところ


美斯樂(北京語読みでメイスールー)とは地名の「メーサロン(mae salong)」を漢字表記にしたものです。

タイ最北端に近くに位置して、国民党軍隊の子孫とタイ山岳少数民族が平和に暮らしている純朴な山間の村です。
未だ手つかずの豊かな自然が残っており緑広がる美しい山々の景観は素晴らしく心和ませてくれるところです。近年は観光地として国内外の観光客が多く訪れる北タイの名所になっています。

村には雲南省出身の華人が多く住んでいて、看板などは漢字も多く併記され北京語が通じます。北京語の他には、雲南語、タイ語、そしてアカ語(少数民族アカ族の話す言葉)が話されています。
そして、なによりもお茶の栽培がとても盛んで重要な産業となっています。

タイのお茶のイメージが覆りました!


その昔、タイ産球形烏龍を台湾のあるお茶問屋さんでテイスティングしたことがります。
その茶葉は見た目だけは綺麗に揉捻されていましたが、味わい・香りとも物足りなく感じました。そのためタイのお茶はそれほどレベルが高いものではないというイメージをずっと持っていました。

しかし今回そんなイメージは吹っ飛びました。

いつからこんな良質なお茶が作られていたのかっ---! と、衝撃でした。もっと早く美斯樂(メーサロン)に来るべきだったと後悔したほどです。

美斯樂(メーサロン)のお茶産業の立役者、有機茶園オーナーのお話


30年ほど前に美斯樂(メーサロン)に来た台湾南投出身の盧さんは、美斯樂(メーサロン)のお茶産業に大変貢献した方で、タイ王室からも表彰されたことがあるほどの人です。

美斯樂(メーサロン)のお茶の特徴を聞いてみました。

台湾と同じく美斯樂(メーサロン)でも、青心烏龍、金萱、青心大冇、四季春、などの品種が栽培されているが、

  ▼台湾高山茶のような清香系のお茶は…
  台湾まではおいしくならない。

  ▼濃香烏龍・紅茶・東方美人など発酵が高めのお茶は…
  台湾にも勝ると劣らないおいしいお茶ができる。

では、同じ品種でも台湾だけがおいしい高山茶ができる理由とは?

・土壌と短い日照時間
・海洋性気候による調和された湿気(台湾が高山茶に適してる最も大きなポイント)

一方、美斯樂(メーサロン)でおいしい発酵が高めのお茶ができる理由とは?

日照時間が長いため十分な発酵時間を与えられるので発酵が高めのお茶に有利。

 日照時間が長い → 日光萎凋をコントロールしやすい

※日光萎凋と室内萎凋が発酵を決める重要な工程です。特に日光萎凋はより高い香りを引き出せる要因になっています。

また特に東方美人に不可欠な "ウンカ" の発生時期が3月〜と長くあり、香り高いおいしいお茶ができる条件が揃っている。

美斯樂(メーサロン)のお茶を世界中に知られるようにしたい


盧さんには大きな夢があります。美斯樂(メーサロン)を台湾の鹿谷郷のように、お茶屋さんと製茶所で賑わうように…それはすでに実現しています。村にはたくさんのお茶屋さんがひしめき合って、観光茶園も国内外の観光客でとても賑わっています。
その次は、美斯樂(メーサロン)のお茶を世界中に知られるようにしたい、それが私の使命だと言ってました。



2018年の東方美人もテイスティングしてみましたが、これもまた飲んでみてビックリ、香りのインパクトがハンパありません。しかし、これはそれほどおススメではないので来シーズンを期待していてと言われました。さすがです、茶人のこだわりを感じました。

それでは、どうぞ極上のタイのお茶をお楽しみください。美しい山々の美斯樂(メーサロン)をイメージできると思います。



産地:タイ北部、美斯樂(メーサロン)
包装:チャック付きアルミパック(脱酸素剤ナシ)50g
配送:ネコポス利用可

※ネコポスでの配送について
梱包には万全を期しておりますが、かさ張った茶葉は砕けてしまうことがあります。予めご了承ください。

★業務用300gパックお徳用もあります。


タイ紅茶 美斯樂(メーサロン)蜜香紅茶の飲み方、入れ方(淹れ方)


今回は、蓋碗を使って入れていきます。

まずは茶器を温めます。

蓋碗→ 茶海(ピッチャー)→ 茶杯 の順番にお湯を入れて茶器をしっかりと温めます。

茶葉を約5g〜 蓋碗に入れます。

蓋碗に熱湯を注いで蓋をします(一煎目の洗茶はしなくてもいいです)。
※お湯はアツアツにしてください。

約1分待ってから、茶海(ピッチャー)に残さず注ぎ入れます。



温めてあった茶杯のお湯を捨て、
茶海(ピッチャー)から茶杯に移します。



香り高い蜜香紅茶でホッこりして下さい。
茶杯に残った香、蓋碗の蓋の香もお楽しみ下さい。

★お湯はアツアツで注ぐこと
★茶器をしっかり温めること

人数により茶葉の量を調節してくださいね。


美斯樂(メーサロン)のお茶産業が発展した理由




日本ではあまり知られていませんが、かつては取り残された国民党の軍隊があった場所で、その昔はアヘンなどを栽培して生計を立てていました。
1980年代よりタイ王室のタイ北部山岳地帯麻薬撲滅プロジェクトに協力して、台湾政府が茶樹の苗と農業指導チームを送り込みました。
今の美斯樂のお茶産業や観光茶園としての成功に大きく貢献しました。


【YouTube】メーサロンのお茶のお話


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