武夷山で試飲してから、その年のその年のベストの岩茶を仕入れてきました。10年以上の歳月を重ねて、味わいに深みが増していったと感じます。
2010年 奇蘭
福建省南部の安渓に原生する奇蘭が、90年代から武夷山に栽培され始めました。
武夷山特有の地質条件と製茶技術によってインパクトのある香りを持つ奇蘭となり、岩茶の人気銘柄の一つになってます。
特徴のある香りと、心地よい岩韻があり、飲んだ後に甘みがじんわりと広がる感じがします。
産地:中国福建省武夷山
包装:チャック付きアルミパック(脱酸素剤ナシ)100g
配送:通常宅配便使用、ネコポスはご利用できません。
『岩韻』というのは・・・
茶師いわく「粽葉、青苔、爛石」の3つがいわゆる『岩韻』だそうです。
粽を煮こんだ笹、コケ、腐った石、日常生活ではなかなか体験しにくい抽象的な匂いですが、生息地(栽培地の土質)が正岩であっても、気候や製茶条件によって、『岩韻』が上手く出せないことがあるようです。
昔ながらの製法をまもり、手間ひまかけて炭火でじっくり焙煎しています。
武夷岩茶の淹れ方(桃花源がおススメする淹れ方です)
※老茶であっても、下記載と同じ淹れ方でOKです。
2〜3人前を淹れる場合
茶壺が好きな方は茶壺で淹れてもいいですが、茶葉がかなりかさ張っていますので蓋碗を使うと淹れやすいです。
先に茶器を温めておきます。
茶葉を約5g〜 蓋碗に入れます。
お湯はアツアツにしてください。
一煎目の洗茶はお好みですが、しないほうが男前です(笑)。
約1分待ってから、茶杯にダイレクトに注ぐか、茶海(ピッチャー)に注ぎ入れて茶杯に移します。
茶杯に残った香か、蓋碗の蓋の香の『岩韻』をお楽しみ下さい。
★ポイントはお湯はアツアツで注ぐことです。
ひとり用として蓋碗で飲む場合
蓋碗を温めてから茶葉を入れます。
小さめの蓋碗は約2g、大きめの蓋碗は約3g
お好みで茶葉の量は調節してください、3g でも蒸らし時間が長いと濃く出ます。
アツアツのお湯を注いで蓋をします。
約1分待ってから、蓋碗の蓋の裏で香を楽しんだ後、蓋碗のお皿を持って蓋をずらしながらお茶をすすって飲みます。
※蓋碗を使わずに茶漉し付きのマグカップでもいいですね。お好きな淹れ方でお楽しみください。
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